親子留学

  • みんなのための留学、はじめます。

    みんなのための留学、はじめます。

    ニュージーランドに移住して16年。長男が生まれて17年、長女が生まれて12年。 その間、留学エージェントで英語講師として働き、母親としてあまりに余裕がなくなり専業ママになったり、そうかと思えば学校の理事になったり、会社を立ち上げたり。 本当にいろいろなことがありました。 今年12歳になる娘には、障害と難病があります。自閉症スペクトラム、ADHD、知的障害に、全身性エリテマトーデスとループス腎炎を持つ娘。 中学生になった今も、幼稚園生が見るアニメが好き。紫外線に浴びれないからお外遊びができず、毎日大量の服薬をしなくてはいけません。そんな状況でも毎日一生懸命生きる娘があるとき「Youtubeで見たアメリカの学校のカフェテリアに行ってみたい」と言い出しました。 それを聞いてまず湧き上がったのは「残念ながら無理だよ」という切なくて悔しい気持ち。お兄ちゃんはお金と勇気さえあれば、すぐに好きな国に行けるのに、娘にはそれが叶いません。 それが叶わないというのは、留学エージェントとして働いた経験と、理事として留学生の規則を前項網羅しているからこそ、それがどれだけ難しいものかを知っているからこそです。 でも、私は諦めたくないと思いました。 特性を持つ子達は、一般社会で生きる上で大変だったり苦しい思いをすることが多く、だからこそ今いる場所での生活がつらくなったときに「そうだ、違う場所に行こう」という選択肢を見せてあげるべきではないか。「今いるところがきつくても他に行けばいい」という事実に力をもらえる瞬間がくるのではないか。 そして、それは全ての人に言えることではないのだろうか。そう思いました。 ニュージーランドという、日本とは色んなことが違う国を見ることで、子どもも大人も、特性のある人もない人も新たな「選択肢と可能性」を知り、それを心のお守りに強く生きていけるんじゃないかと、これまで色んな国に住んできた私は思うのです。 その中で、力が及ばず「みんなの」とはいかないケースももちろんあるはずです。ただ、せめて「みんなの希望」に一瞬でもなれるよう、ニュージーランド留学に興味を持ってくださった方々には精一杯対応させていただきます。 すでに2023年度の各種留学プログラムはスタートしており、お客様たちが続々と到着されています。一人一人すべてのお客様に「NZで過ごしたあの時間は、人生のハイライトのひとつに間違いない」と言っていただけるようなサポートをご提供できるよう引き続きがんばっていきます。 お問い合わせはこちらからどうぞ!

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